4つ目の方法は「問題を解いてから公式を覚える」です。(最初の記事はコチラです)
私が北野高校(大阪の進学校)に合格したとき、アパートの上の階に住んでいた1学年下の子が母親に「下の子、北野に入った」と言いました。その子の母親は「ウソ!?あのぼんやりした子が?!」と驚き、どうやって勉強してたのか疑問に抱き、私がゴミとして出してた進研ゼミをゴミ捨て場から回収し、ほぼ白紙の問題集を見て「???」となりました。そして私の母親に「どうやって勉強したの?」と聞きに来ました。・・・あなたはゴミ捨て場を漁ったことありますか?
進研ゼミで良かったこと
さて、私は小学校から進研ゼミを取っていたのですが、問題集はほとんど解いていませんでした。(理由は面倒くさかったからです)毎月届いたときに巻末のマンガを読み、月末に慌てて試験形式のレポートを提出し、赤ペン先生のコメントを読む。そして白紙の問題集を見つけた親に怒られる。その繰り返しでした(笑)
ただ、無意識にやっていたこの方法が実は効率が良かったことに今になって気付きました。
学校で教えてくれる勉強方法は「公式を覚える→練習問題を解く→試験を受ける」という順番です。でも、公式を見て意味を理解できる人は少ないです。で、意味が分からないことを覚えるのは苦痛以外の何物でもありません。
それに対して「阿部式」では最初に問題を解きます。そうすると「どうやって公式を使うか」と「どこが分からないか」が分かります。その状態から”公式を覚える”に取り組むと、下記のメリットがあり、結果的に効率よく勉強が出来ていました。
1.「分からないこと」が分かってから教科書を読むと「分からないこと」にエネルギーを集中出来る。
2. 意味が分かってから覚えると楽に覚えられる。
ちなみに、最初に問題を解くときに解けなくても間違えても全然OKです。最初は感触をつかむだけで十分です。
・・・いかがだったでしょうか? 「まず問題を解く」だけで効率はよくなります。是非試してみてください。「えー、でも自信ない」と思われた方も大丈夫です。5つ目で「自信」についてお伝えします。
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