尊敬する人はいますか?

京都大学空手道部

どんな時に、そう思いますか?

 こんばんは、京大空手道部副監督の阿部洋太郎です。大阪市内の自宅でこの記事を書いています。さて、先週の土日に”春合宿”に行ってきました。

2017.3.15~21 春合宿@小豆島

 私は土日に行ってちょこっと混ざって練習しただけだったんですが、月曜日しんどくて1日ゴロゴロしてしまいました。現役部員は練習5日+最終ラン。それを乗り切るだけでもすごいのに、しっかり考えて練習して後輩も引っ張って・・・と一人何役もこなす新4回生には尊敬しかありません。また、その指導についていって壁を超えていく後輩達もすごいなーと思いながら見ていました。

 今年の春合宿のテーマは「ポイントの取れる技を1つ作る」。中日に半日オフを入れる、チーム練を入れる・・・、と新しい要素も取り入れていました。合宿の最後は1本組み手。試合で勝つのは片方だけなので全員が”目標達成”とはいきませんんでしたが、春合宿の狙い通りに取り組んだ技でポイントが取れた選手が何人も出たことは良かったです。今回取れなかった選手は、来週再来週の義心館大会・川西大会でしっかりポイントを取ってきて欲しいです。

スピードを30%アップする

 合宿では師範の八十先輩にも指導していただけました。空手の勝敗を分けるのはスピード。で、スピードのカギとなるのが腰の回転の速さとキレ。それを作るのが”基本”。ということで、平行立ちの突き・蹴り、基本立ちの突き・蹴り、受け、と1個ずつ足の使い方・腰の動かし方を教えていただけました。

「どうやったら速く動かせるか」を考え、試し続ける。

 「基本が大事」という話はよく聞きますが、”体の回転運動と反動の使い方”というとらえ方をすることで理解が深まりました。平行立ちでの動き方の指導内容と、スパーリングでの指導内容が全く同じになる。”原理”から1個ずつ作り上げていって、試合で使えるところまで仕上げる。

 一貫性があることで伝えるのも簡単になると感じました。今後の指導で使わせていただこうと思います。

自分自身の”基本・原理”は何か?

 試合に勝つためにはスピードが必要で、スピードを出すためには基本が大事で、基本は突き詰めれば腰を回転させる方法で、そのためにやるのは腰を動かしたときに足にかかる力を反動として使うこと。そこまで突き詰めて答えが出ると応用にまで一貫して使えます。

 同じ考え方を仕事や人生についてもできないか?ということを合宿中に思いました。答えが出たらブログに書こうと思います。

「望んでいること」「現状」「やり方」の3つが明確になると、不安は小さくなる。
 そして、「質問に答える」だけで「望んでいること」「現状」「やり方」の3つは明確にできます。
京都大学空手道部
スポンサーリンク
シェアする
阿部洋太郎をフォローする
くすぶっている人に自信を提供する。

コメント