上橋菜穂子著 「蒼路の旅人」

蒼路の旅人 精霊の守り人シリーズ 上橋菜穂子 感想

 先週「蒼路の旅人」を読みました。今回も一気に読んでしまいました。精霊の守り人シリーズを読み始めてから寝不足気味です(笑)

力で抑えつけることは出来ない

 精霊の守り人シリーズの7冊目。新ヨゴ皇国の皇太子チャグムは、敵対するタルシュ帝国の罠にかかり捕らえられ、圧倒的な財力と軍事力の差を見せつけられた後に降伏を勧められます。それでもチャグムは占領地の民の苦しみを見て最後まで立ち向かうことを決意し行動します。自分が持っているカードを探し、粘り強く交渉し、たった一人、囚われの身でも諦めず前を向いて進む。その姿に勇気づけられました。

記憶は力になる

 チャグムの心の支えになったのが「どんな状況でも人間は前を向いて進める」という姿を示してくれた大人達の記憶。そんな風に誰かを勇気づけられる大人になりたいと思いました。お時間あれば是非読んでみてください(^_^)/

「望んでいること」「現状」「やり方」の3つが明確になると、不安は小さくなる。
 そして、「質問に答える」だけで「望んでいること」「現状」「やり方」の3つは明確にできます。
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