「暴れん坊将軍と言えば誰でしょう?」
徳川吉宗または松平健さんの声が多そうですが、自分ならアレクサンドル・デュマを選びます。(足利義輝も捨てがたいですが、無法者感が足りないです)
フランス貴族が植民地の奴隷女に生ませた私生児が、フランス革命のなか暴れまくってついには将軍になる・・・という表の部分も爽快ですが、
父親に捨てられた劣等感を抱え続け、上司との折り合いを付けるような器用な真似も出来ず、自尊心を持て余して傷だらけになりながら進み続け、最後に答えを見つけられた、
というデュマの姿に自分は勇気づけられます。何回も読んでしまう座右の書のひとつです。人との比較して落ち込むことの多いという方は、是非読んでみてください!
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