先週日曜日に空手道部の後輩が出場する「DEEP JEWELS 11」に行ってきました。初の総合格闘技観戦でした。
KAI
中国から京都大学に留学し空手道部に入部。
大学から空手を始めて4年時には国公立大会で準優勝。
卒業・就職後にキックボクシングを始め、総合格闘技に転向してプロになり3戦目。
文武両道の天才格闘家です。
試合は右ストレート中心に打撃で圧倒し、3-0の判定勝ち。
KOできなかったのは惜しかったですが、いい試合が観れて良かったです! 他の試合も大会の演出も面白く、また観に行きたいと思いました(#^.^#)
総合力が試される
さて、今回生で観戦して「総合」の意味が腑に落ちました。
総合格闘技では
打撃:パンチ、キックでダメージを与える
投げ技・タックル:相手を地面に倒す
寝技:相手の上や後ろを取っての打撃、絞め技・関節技
の全部が使えます。
で、穴があると試合にならない。例えば打撃が強くてもタックルで簡単に倒されれば後は防戦一方になるし、タックルで倒しても寝技が弱ければ簡単にひっくり返される。そしてベースとなる体力・筋力・持久力がなければ試合時間を戦い抜けない。
そして強い選手は多くの選択肢から流れるように技を繰り出していきます。まず打撃勝負、クリンチして「さあ、どうやって倒そうか?」、倒してから「えーっと、まずは足を外して・・・」と段階を踏んでやってくれれば防御しやすいですが、そんな悠長にはやってくれません。打撃で隙が出来た瞬間にタックルでテイクダウン、倒した瞬間からポジション取りに移行、グラウンドでの打撃を入れながら関節技に移行・・・ケンカ売られたら即土下座しようと思います(笑)
選択肢が多いので戦略の自由度も高そうです。「打撃→テイクダウン→マウント→関節技」というのが王道だと思いますが、筋力と持久力を活かしてゴリゴリ削っていく、わざとテイクダウンさせてから寝技勝負に持ち込む、ロープ際に詰めてクリンチに来たところをカウンターで沈める・・・個性を活かしたいろいろな戦い方が考えられます。
天才格闘家KAIの頭脳はどんな戦略を立てるのか。これからのますますの活躍を楽しみにしています(^_^)/
コメント
ありがとうございます(^^) 自分も選択肢の多い総合格闘技とても面白いと思ってます。ただまだ全然その瞬間の状況みて切り替えとかできてなくて、仰る通りもっと頭を使わないといけないなあと思いました
外からみてあれこれ言うのは簡単ですが、実際やるのはいろんな難しさがあると思います。ハードル上げてしまいましたが(笑)かいならきっと出来ると思ってます。頑張ってください(^_^)/