佐川光晴著「あたらしい家族」を読みました。「おれのおばさん」シリーズの1冊で、恵子おばさんの元旦那の後藤善男がメインの話になってます。
北大の医学部で演劇にハマり中退、恵子おばさんと結婚。子供も生まれたが浮気し離婚。劇団を解散して東京に出るが役者としては芽が出ず老人ホームの管理者に。6人の老女のいる家にひょんなことから2人の養子を迎え、更に新婦が来る。
エネルギーを持て余して、はみ出しまくって、どうにもならない状況になって、それでも人生を謳歌している。
この本でも、そんな登場人物達の魅力を存分に味わえました。
お時間のある方は是非読んでみてください(^^)/
コメント