2016.7.23 土曜練 + 7.24 修交会全国大会

京都大学空手道部

 こんばんは、京大空手道部副監督の阿部洋太郎です。大阪市内の自宅でこの記事を書いています。先週の土日は練習+試合に行ってきました。7/17の七大戦終わって月曜からは自主練期間になってます。で、土曜日は最初OBが5人で現役1人。練習してる間に現役が増えてきて最後は5人5人になりましたが、「OB多いなー」ってなりました。七大戦までの追い込みが終わって一息ついた現役部員と、試合観てやる気が湧いたOBの差でしょうか?笑 

 ということで土曜日は自分の練習が結構できました。取り組んだのは「左右の蹴りの比較」。ここ数年右足の蹴りがいい感じで蹴れているのに対し、左の蹴りがいまいちでした。左右の蹴りを比較しながらやっていると、
(1) 回転軸の位置が、右:かかとの上、左:つま先側
(2) 脇腹の締め方が右の方がいい、左は流れている
(3) 蹴り足の膝の位置が、右の方がだいぶ内側に来る
ということで、左足の蹴りは回し方が全体に甘くなってました。オフ中に修正しようと思います。上段逆突きの引き方もちょっといい感触があったので良かったです。

 自主練に来てた選手が「七大戦で、前に出てくる相手に何もできなかった」という感想を言っていたので、後半は女子3人で「自分も前に出て相手の技をつぶしてからこかす」練習を入れてみました。ポイントは、後ろ下方向に押すことと、自分の体ねじらず相手の体をねじること。習得するところまでは行きませんでしたが、納得はしてもらえました。

第67回糸東流修交会全国大会

 日曜日は尼崎で流派の大会でした。

男子段外形 優勝 川口
男子有段形 2位 大掛
男子段外組手 3位 宇陀
男子組手 中量級 優勝 辻井
男子組手 重量級 優勝 宮崎

女子団体組手 2位 京都大学

と3つのクラスで優勝でき、なかなかいい成績でした。ただ、いい結果が出た選手がいた反面、上手い対戦相手に小ばかにされて悔しい思いをした選手もいました。頑張って練習するだけだと、なかなか結果は出ません。大事なのは「試合に勝つ」から逆算すること。ポイントを取れる技、ベースになる基本の動き、出せる状況を作る、相手の良さを消す、自分のペースに持ち込む、・・・複数の要因の組み合わせで結果は出てきます。普段指導するときは、ついつい直感と思いつきでやってしまいますが、全体像と「試合に勝つ」にどうつながっているかを常に伝える必要があると反省しました。

 オフ中に「指導方法」について考え直そうと思います。

「望んでいること」「現状」「やり方」の3つが明確になると、不安は小さくなる。
 そして、「質問に答える」だけで「望んでいること」「現状」「やり方」の3つは明確にできます。
京都大学空手道部
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