「集中力」という言葉を聞いた時、あなたはどんなことを思い浮かべるでしょうか。
東大や京大に進学する秀才、信じられないようなプレーをするトップアスリート、“情熱大陸”や“プロフェッショナル 仕事の流儀”に出てくるような一流の仕事人、・・・。「選ばれた人たちが持つ特別な才能」そんなイメージを持っていませんか? 私もそう思っていたのですが、“集中力講座”と“NLP(実践心理学)”を知ってからは、「集中力」は、実は誰もが持っている才能で、やり方を知っていたらいつでも発揮できるようになる、という考えに変わりました。
この本では、伊達公子選手のメンタルコーチが作った“集中力講座”のノウハウとNLP(実践心理学)のスキルの中から、すぐに実践できる方法をお伝えしていきます。
第1章は試験勉強編。「勉強しなければならないのに、体が動かない」という時にどうしたらいいかについて、私の受験経験(京都大学卒・東京大学大学院修士)も踏まえてお伝えし、勉強したい時に“集中”できるようになっていただきます。
第2章はスポーツ編。「習い始めた時は楽しかったのに、だんだんつまらなくなってきた」そんな方のために最初に始めた頃の楽しくてワクワクしてやる気に満ちあふれた状態に戻る方法をお伝えします。
第3章は仕事編。仕事中に集中力が切れて「もう無理」「帰りたい」ってなること、ありますよね。第3章では集中して仕事に打ち込んでいる人と“帰りたい”ってなる人のたった1つの違いをお伝えして、どうしたら仕事に集中できるかを理解していただきます。
最後の第4章は“自分の人生に集中する”。ちょっと視点を変えて“自分の人生”をのぞいてみると、「なぜ勉強しているのか」「なぜそのスポーツをやっているのか」「なぜ今の仕事をやっているのか」はすんなり分かります。
もし、必要な場面で“集中した状態を自分で作れる”ようになったら・・・。
自分に必要なモノだけやっていただければよいので、勉強編・スポーツ編・仕事編のうち、自分に当てはまるところから読んでいってください。
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