ケリー・マクゴニガル著「スタンフォードの自分を変える教室」の3クール目(テーマ:ご機嫌で過ごす)をやろうと決めて4週目。とりあえず継続することはできました。(スタート記事はコチラ)
第4章は「モラル・ライセンシング」対策
人間には「やろうと思っただけでも、実際にやった気分になる」という性質と「ご褒美という名目で自分を甘やかす」という性質があります。この2つが組み合わさると、やろうと思っただけなのに実際にやった気分になって、満足して自分を甘やかしてしまいます。そうなると”意志は弱くなる”。
対策は「毎日、同じ回数だけやる」。例えば、今日タバコを5本吸ったら、明日も5本吸うと決める。そうやってバラツキを抑えようと意識すると、全数にもコントロールが効きやすくなるという効果があります。今回は、ダラダラしてしまって自己嫌悪の原因となりやすい「SNSとYahooニュースを見る回数」を毎日同じ回数にするで挑戦してみました。
4週目の実行結果は、「SNSとYahooニュースを見る回数」→9回/日、ご機嫌で過ごした時間は1日平均で4.5時間(前週3.9時間)でした。
第5週は「快感の予感」
脳の「報酬システム」という部分を刺激すると、ドーパミンが放出され行動に駆り立てられます。例えば、脳に電極を差し込んで『スイッチを押すと「報酬システム」が刺激される』ようにされたマウスは、食べることも忘れてスイッチを押し続け最後には衰弱死してしまいます。しかし、実は「報酬システム」を刺激しても「快感」も「満足感」も得られません。「報酬システム」を刺激された時に感じるのは「快感の予感」と「焦燥感」だけ・・・。
第5週は、この「報酬システム」の使い方がテーマです。今回は、日々の行動にギャンブル性を持たせて「報酬システム」を刺激するアプリを作ってみました。
5週目の実行結果もレポートしたいと思います。
コメント