お手本にしている人はいますか?

京都大学空手道部

 学生の時、ミルコ・クロコップのハイキックが好きでお手本にしたら、試合で寸止めできず反則になった阿部洋太郎です。(ポイント制の空手では、当ててしまうと反則になります)さて、昨日は空手道部の練習に行ってきました。

2017.3.11 土曜練

 金曜日がオフ明けで2日目の練習でしたが、主将 賀門の指導で基本・チーム練・スパーと精力的に練習できていました。しっかり考えて練習している選手が多く、気合いも入っていて頼もしかったです。来週の春合宿でしっかりと仕上げてシーズンに入っていって欲しいです。

目的とお手本

 ミーティングでは、目的とお手本について伝えました。

 京大空手道部はセレクションはしていないため、部員は全員「やりたい!」と思って入部してきます。でも壁にぶつかった時や練習がしんどい時には、「なんでこんなしんどいことやってるんやろ?」と疑問が頭に浮かぶ。そういう時に大事なのが「目的を思い出す」。「強くなりたい」「自信を持ちたい」「先輩みたいにかっこよくなりたい」「試合に勝ってみんなで喜びたい」・・・。練習をする目的を思い出せれば、挫けそうな時にもう一踏ん張りできます。

 練習がしんどくなるもう一つの要因は「ゴールが見えなくなる」こと。出来ていないことを修正しようとしているうちに段々視野が狭くなって、細かいところばかり気になるようになって、出口が見えなくなると体も心も辛くなります。そういう時に「お手本にする人」がいると、ゴールイメージを思い出しやすいです。当然ゴールが見えている方がしんどさは低減します。

 来週から春合宿。1週間近く空手を満喫できる機会なので、楽しんで有意義に過ごしてきて欲しいです。

頭の悪いことを、頭を使って実現する

 帰りの電車の中でふと思いました。「将来のことを考えて賢く行動する」のもいいですが、「自分はこれくらい」と自分で制限をかけてしまうと面白くない。「荒唐無稽と言われようが、頭をフルに使って思いっきりやる」それが京大空手道部の面白さかなーと思い浮かびました。

 理性と感情。「頭を使う」と「突き上げてくる衝動で動く」。両方とも満喫して欲しいのですが、伝えようとするときにどっちかに偏ってしまう。昨日は「頭」だけの話になってしまったので、伝え方を磨いて両方が伝わるようにしたいです。

「望んでいること」「現状」「やり方」の3つが明確になると、不安は小さくなる。
 そして、「質問に答える」だけで「望んでいること」「現状」「やり方」の3つは明確にできます。
京都大学空手道部
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