良い不安ですか? 悪い不安ですか?

勉強

 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m

 年末に「ヨガ忘年会」の記事を書いていた時に、奥様から「なんで今、ヨガの記事書いてるん?」と聞かれました。年が明けるといよいよ受験という方にとっては、今が一番不安が出やすい時期です。昨年資格試験の受験生だった奥様から「そういう時に役に立つ情報を書いたら?」とお題をいただいたので、2017年最初の記事は不安への対処方法について書きます。

良い不安と悪い不安

 さて、不安というとネガティブなイメージを受けるかもしれません。でも、「不安だから危険がないか確認する」というのは自分の身を守るためにすごく役に立ちます。で、大事な試験の前であれば不安を感じること自体は自然なことです。大事なことは、その不安が「今、自分の役に立っているかどうか?」です。

 例えば、順調に来ているけれど「不安」があるから気を緩めないようにしたり見落としがないか確認したりする、というように今の自分に役立っているなら、それは良い不安です。そういう不安であれば試験当日まで持ち続けてください。

 逆に、不安で勉強に手がつかなくなる、健康を損ねる、あるいは「怖くて見ないようにフタをした結果、ずっと怯えている」という場合は、今の自分の役に立っていない悪い不安です。サクッと片づけてしまいましょう!

不安への対処方法

 じゃあ、どうやって不安に対処するかですが、やり方自体は簡単です。

(1) まずは深呼吸。不安に囚われている時は自然と呼吸が浅くなり、脳が酸欠になって思考能力が落ち、更に不安が膨らむ、というループに入りがちです。そのループを一度止めるのに、深呼吸が有効です。(禅で使われている方法です)

「7秒息を吐いて、7秒吸って、7秒止める」このリズムで5分間深呼吸をしてください。

(2) 「不安を感じることで、あなたにとってどんな良いことがありますか?」を紙に書き出してください。

(3) 「不安を感じることは、今のあなたにとって必要ですか?」直感で答えてください。

(4) 「何があれば不安は小さくなりますか? 何が欲しいですか?」を紙に書き出してください。

不安を感じる背景には、必ず肯定的な意図があります。NLP(実践心理学)ではプログラムと呼んでいますが、「似たような状況で、不安を感じたことが良い結果につながった記憶」があると人間は無意識に「不安を感じる」という選択をします。その「過去にあった似たような状況」と「今」は違う、ということが納得できると、無意識に感じていた不安はなくなります。

「不安だから見ないようにする」から「どうしたらいいか」に意識の向く方向が変わると、不安を感じているヒマはなくなってきます。「(2)~(4)は何か難しそう」と言う方は、まずは深呼吸だけでいいので是非やってみてください(^^)/

「やってみたけど、まだ不安・・・」という方はコチラ。
 ↓
[cta id=”1668″ vid=”0″]

「望んでいること」「現状」「やり方」の3つが明確になると、不安は小さくなる。
 そして、「質問に答える」だけで「望んでいること」「現状」「やり方」の3つは明確にできます。
勉強
スポンサーリンク
シェアする
阿部洋太郎をフォローする
くすぶっている人に自信を提供する。

コメント