真山仁著 「コラプティオ」

 熱意と志を持って始めたはずなのに、気がつくと思っていたのと全然違う状態になっており、修正もできなくなっている。

 そんな経験をしたことはありませんか?

政治家の腐敗

 コラプティオの意味は腐敗。この本は「政治家がどのように腐敗していくのか?」をテーマにしたフィクションです。著者は「ハゲタカ」で有名な真山仁さん。細かいところまで筋が通っていて、この本もフィクションとは思えず引き込まれて一気に読んでしまいました。

途中で修正できるか?

 清廉潔白な政治家が、いつの間にか独裁者に変わっていた。日本を良くすることに命をかけようとしていたのに、いつの間にか独裁者の誕生のために努力を重ねていた。でも、歩んできた道筋を振り返ると、修正するチャンスはたくさんあった・・・。

 小説のいいところは、現実を事前に模擬体験できることです。大事なのはその”体験”から学べるかどうか。自分の人生に生かしたいと思いました。

 お時間のある方は読んでみてください(^^)/

「望んでいること」「現状」「やり方」の3つが明確になると、不安は小さくなる。
 そして、「質問に答える」だけで「望んでいること」「現状」「やり方」の3つは明確にできます。
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