「手段」が「目的」に変わっていないか?

日記

 おはようございます、自信コーチの阿部洋太郎です。大阪市内の自宅でこの記事を書いています。さて、最近ふとボクシングをやっていた時のことを思い出しました。

 私は会社入って2年目の25歳からボクシングジムに通い出し、26歳でプロテストに受かり、プロで2戦して2敗で引退しました。プロ2戦目を8月初旬にやることが決まったのが7月初旬。試合に向けて減量を開始し(72kg→61kg)、試合のチケットを売り始め、試合に向けてハードになった練習も始めました。

 減量は計画通りに進み、試合のチケットも全部売ることができ、週6のハードな練習も乗り越えて本番に臨んだのですが、大事なことが抜けていました。

「試合に勝つために何をやるか」


 試合に臨むことに意識が向いていて、一番大事な「勝つこと」に意識が向いていませんでした。

 その時は「頑張ってる!」という思いがあり、充実はしていました。試合前日の計量をクリアし、ほっとした状態で試合に挑み、・・・試合は判定負けしました。「勝つこと」に意識を向けていたら勝てた、とは断定できませんが、「試合に出る」が目標になっているのと「試合に勝つ」が目標になっているのとでは得られたモノは大きく変わっただろうなと思います。

どこに意識が向いているかをチェックする

 頑張っている時はどうしても視野が狭くなります。そんな時に大事なのが、一度立ち止まって「どこに意識が向いているか」を確認すること。「自分がやりたいこと」に意識が向いているか、「手段」に意識が向いているか。どちらになっているかで結果は変わってきます。

 ボクシングをしていた時の記憶が浮かんだことで、最近視野が狭くなっていたなと反省できました。やりたいこととそのために必要なことを整理し、計画に落とし込んでいきたいと思います。

「望んでいること」「現状」「やり方」の3つが明確になると、不安は小さくなる。
 そして、「質問に答える」だけで「望んでいること」「現状」「やり方」の3つは明確にできます。
日記
スポンサーリンク
シェアする
阿部洋太郎をフォローする
くすぶっている人に自信を提供する。

コメント