有川浩著 「図書館危機」

図書館戦争シリーズ 図書館危機 有川浩 感想

 先日「図書館戦争シリーズ」の3冊目「図書館危機」を読み終えました。図書館戦争シリーズ、読んだことありますか?

検閲のある世界

 このシリーズは、検閲を認める法案が可決された世界が舞台です。図書館法を基に武装して「表現の自由」を守ろうとする図書隊と検閲機関が、図書館の敷地内でドンパチやる。面白い物語を通して「表現の自由」について考える機会を提供する、という伝え方の技術は見習いたいです。

 さて、この本で一番考えさせられたのは実は後書きでした。「アニメ化するときに、登場人物の一人が身障者という理由でカットされた」という内容です。自主規制の名の基にすでに表現の自由は制限されている、という内容はちょっとショックでした。

「図書館戦争シリーズ」ゴールデンウィークでお時間のある方は是非読んでみてください!

「望んでいること」「現状」「やり方」の3つが明確になると、不安は小さくなる。
 そして、「質問に答える」だけで「望んでいること」「現状」「やり方」の3つは明確にできます。
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くすぶっている人に自信を提供する。

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