先日神田昌典著「あなたの会社が90日で儲かる!」を読みました。
「商品が良ければ売れるはず」
「サービスが良ければ売れるはず」
「お客様に喜んでもらえたら売れるはず」
「・・・売れないのは努力が足りないからだ」
こんな結論に到達したことはありませんか?
「悪徳業者は価値のない商品をバンバン売っている」
実は商品やサービスがいいかどうかは、買って実際に使ってみないと分かりません。だから商品やサービスの質や顧客サービスは”買う前の段階”である商品選択の基準にはなりません、というのが神田さんの意見です。じゃあ、商品選択の基準となるのは何かというと「マーケティングとセールス」。悪徳業者はクズみたいな商品を売るので必然的に「どうやったら売れるか?」を考え工夫します。だから売れる。
「どうやったら売れるか?」は学習により身に付く
そしてこの本には「じゃあ、どうやったら売れるか?」を書いてくれています。ポイントは3つ。
(1) レスポンス型広告
「広告をするときにどれくらい反応があったか」が分からないと対策を打てません。だからフィードバックが分かる工夫をする必要があります。やることは簡単で「無料サンプル」を提供すること。告知に対してどれくらい反応があったかが分かれば、「告知方法が良かったかどうか」を判断できます。で、どうやったら売れるか仮説を立てる→やってみる→結果を検証する→フィードバック、というサイクルを回すと告知スキルは段々身についてきます。
(2) まず、専門家になる
セールスマンは嫌われます。なぜなら人は何かを売りつけられたいとは思わないから。だから最初は「アドバイザー」になることを目指します。いきなり売ろうとせず信頼関係が出来てから自分の商品を勧める、という2段階を踏むのがコツです。
(3) セールスの設計図を作る
「告知→無料サンプル→低価格のお試し商品→商品」というように、小さなステップを作るとお客様の心理的な障壁は低くなります。
大事なのはフィードバックを得ること
考えた通りに上手くいくことはめったにありません。まずやってみて、結果から情報を得て、次に生かす。セールスも一緒だという説明はすんなりと入りました。実践していきたいと思います。
本はコチラです。商売している方は是非読んでみてください。
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