こんばんは、京都大学空手道部副監督の阿部洋太郎です。大阪市内の自宅で2016年3月15日の記事を修正しています。
そこは限界じゃない
先週の空手道部の春合宿で監督が「限界は自分が決めるんじゃない。先輩が決めるんだ!」と指導されていました。「自分が限界と思っている所より遥かに先まで人間は進める。先輩にはどこまで進めるかがわかる。だから先輩が「やれ」って言ったらやれ」という内容です。(タテ社会です(笑))
春合宿は丸一日練習する日がずっと続く厳しい合宿です。何十年も続く行事ですが、やり終えた全員が確信していることがあります。それが、「自分が限界と思っている所より遥かに先まで人間は進める」ということ。
春合宿での指導方法
じゃあ、合宿でどんな指導がされているかというとすごくシンプルです。自分で限界だと思って手が止まった後輩に対して、先輩は「あと5本だけ頑張れ」と言います。気力を振り絞って5本突くと、「その調子で続けろ」・・・絶望におちいります(笑)
でも、そうやって5本、10本と頑張っている(やらされている?)間に、自分が限界だと思ったところより遥かに多くのことが出来ていることに気付きます。そして合宿が終わった時には、これまで限界だと思ってたことが紙くずみたいに思えています。
誰でもすぐに出来る方法
さて、別に春合宿に参加しなくても、同じ体験は出来ます。「もう限界だ」と思った時に、あと1歩だけ前に進む。進んだ先にはこれまで見ることの出来なかった世界が広がっています。
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