2017. 10. 11 水曜練

京都大学空手道部

 こんばんは、京大空手道部副監督の阿部洋太郎です。大阪市内の自宅でこの記事を書いています。さて、昨日は久々に水曜練に行ってきました。指導は副将の藤士で、基本→ミット→人形→ハーフスパー→カウンター練でした。

 賀門・柘植・宮崎の4回生レギュラー3人は調子を上げてきていていい感じでした。他にも上達していると感じた選手は何人もいましたが、スパーになるとまだ発揮できず。試合結果にまで繋げて欲しいです。

アンナ・カレーニナの法則

 複数の要因を満たして初めて成果は出てくる。ジャレド・ダイアモンド著「銃・病原菌・鉄」に出てくる法則ですが、練習を見ていてポイントになるかならないかにも通じるなと思いました。

 9月からやっているミット打ちで突きの威力は上がっている。でもポイントになるにはそれ以外に、入るスピード・体重が前に乗っているように見えること・手が伸びていること・コントロール・残心・・・と満たす必要のある要因がいくつかあって、どれかひとつでも欠けているとポイントが取れる技にはならない。

 「これだけやっとけばOK!」というメッセージの方がどうしても伝わりやすいですが、いくつかある複数要因に目を向けてもらうにはどう伝えたら良いか考えて行きたいです。

「望んでいること」「現状」「やり方」の3つが明確になると、不安は小さくなる。
 そして、「質問に答える」だけで「望んでいること」「現状」「やり方」の3つは明確にできます。
京都大学空手道部
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