10個の願い事が叶うとしたら、何をお願いしますか?

 恒川光太郎著「スタープレイヤー」読みました。ある日、クジを引いたら「1等 スタープレイヤー」に当選した主人公。

「条件付きだけど、願い事が10個叶う」

・願い事が叶うまでに「手続き」がある。願い事をに文章で入力して申請→「できる/できない」の通知→できる場合は最終確認→「申請しますか?」「はい」なら数秒~数時間で実現する。

・願い方で「1個」の解釈が変わる。例えば、「カツ丼」と申請したらカツ丼が1杯出てくるが、「カツ丼定食がテーブルに乗ってて冷蔵庫に予備の冷凍パックが入っている庭付き1戸建て」と申請すると、カツ丼・定食の味噌汁飲み物漬け物・テーブル・庭付き1戸建てが出てくる。

・元の世界には戻れない。

・・・

もし、私が当選したら・・・

・安全な場所(今住んでるアパート+テレビ+ゲーム機・ソフト+スーパー+コンビニ+梅田の百貨店街+イオンモールが入り城壁に囲まれた街、「帰る」と思ったらどこからでも家に戻れるテレポート装置つき)
・不老不死で、どんな言葉でも話せる能力とケガや病気になっても手を当てたら治せる能力と透明人間になれる能力ついてる体
・移動手段
・無尽蔵に食べ物が出てくる仕組み
・奥様を呼び寄せる
・知人を呼び寄せる
「これで6個。あと4個か・・・」と空想に耽ってたらブログ更新が滞りましたorz

壮大な物語が広がっていく

 実はスタープレイヤーは複数いる、というのがこの小説の面白いところです。それぞれが「自分が望んだ世界」を作り上げていこうとして、それぞれの世界が混ざり合った時に、どんな世界が出現するか。お時間のある方は読んでみてください(^^)/

「望んでいること」「現状」「やり方」の3つが明確になると、不安は小さくなる。
 そして、「質問に答える」だけで「望んでいること」「現状」「やり方」の3つは明確にできます。
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