2017. 5. 10 水曜練

京都大学空手道部

 こんばんは、京大空手道部副監督の阿部洋太郎です。大阪市内の自宅でこの記事を書いています。さて、昨日は空手道部の練習に行ってきました。新入生は男子5女子1留学生2の定着メンバー。まだまだ募集中です。指導は副将の柘植で「大きな技を打つ」をテーマにした練習でした。久々に基本から声出して一緒に練習したら審判する時に声がかすれてきました(苦笑)

どんな技がポイントになるか

 新入生も定着してきたところで、いい機会なのでミーティングではルールについて改めて説明しました。

1. 良い姿勢
 背筋を伸ばし、相手に対しまっすぐ体を向けた状態で攻撃が行われていること。

2. スポーツマンらしい態度
 悪意のない態度で、有効技をかけている間に見られる際だった集中力を示すものである。

3. 気力
 技の力とスピードのことで、それを達成しようとする全くひるみのない、確固たる意志の表現が必要である。

4. 残心
 相手の反撃の可能性をみる継続的な集中力である。技をかけた後、顔を背けることなく相手に正面を向けていなければならない。

5. 適切なタイミング
 最も有効な瞬間に技をかけることである。

6. 正確な距離
 有効な距離で技をかけることである。肌に触れる(スキンタッチ)か顔面から2~5cmの所への突き、蹴りが正確な距離と判断される。

(横浜市空手道連盟ホームページより引用 http://yokohama.wkf.jp/)

「絶対にこの技でポイントを取る!」

 その気持ちが揺らぐと、声が小さくなる・技が小さくなる・踏み込みが浅くなる・・・と”見た目”に出てしまいます。それに対してアプローチ方法は2つ。

1. メンタル面から。「この技でポイントを取る!」という意志をドライビングフォースにして体を動かす。

2. 形から。声出す、大きい技を出す、手数、前に出る、・・・。動作を意識することで”気持ち”を高めていく。

 どちらからやってもいいので、今月末の西日本大会でポイント絶対取るようにしましょう、と話しました。あと2週間強。しっかり仕上げて自信を持って臨んで欲しいです!

「望んでいること」「現状」「やり方」の3つが明確になると、不安は小さくなる。
 そして、「質問に答える」だけで「望んでいること」「現状」「やり方」の3つは明確にできます。
京都大学空手道部
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