2010年に発生した大阪2児餓死事件を題材とした「ルポ虐待」(杉山春著)を読みました。テレビでは「子供をマンションに置き去りにして、交際相手と外泊し続けた母親」「無責任」といった感じでニュースになってたなーくらいの記憶したなかったんですが、本を読むと知らなかったことが多かったと感じました。
父親と、それぞれの祖父母からは一切援助がなかった
そして国の制度も利用できていなかった。事件が起きる前に、母親が社会から”置き去り”にされていた。そういった背景を全て「母親の責任」にして片づけて良かったのか?と思いました。
お時間とご興味のある方は読んでみてください。
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