2017.1.7 鏡開き@北白川スポーツ会館

京都大学空手道部

「新年の目標、立てましたか?」

 こんばんは、京大空手道部副監督の阿部洋太郎です。大阪市内の自宅でこの記事を書いています。ブログに書くのが遅くなりましたが、1月7日に空手道部の「鏡開き」に行ってきました。

京大空手道部の「鏡開き」でやること

 新年の挨拶をし、1年生が作ったぜんざいを食べ、今年の抱負と年末年始にあった面白い話を一人ずつ発表し、百人一首をして、餃子を食べる。ここ数年は百人一首がトランプに変わっています。

 学生の頃からよく分からないまま参加していたのですが、Wikipediaで鏡開きを調べてみると本来は
「武家で、正月に具足にお供えした餅を割って食べる」
という行事でした。

・「武道つながり」でやっている
・餅→ぜんざい
は分かったのですが、百人一首と餃子は謎のまま残りました(笑) 機会があればOBの先輩に聞いてみようと思います。

目的 → 目標 → 戦略 → 行動

 さて、昨年「組織の実行力」に関してアンケートを取ったこともあり、今年最初のスピーチでは「目的・目標と戦略」について話しました。

最初に伝えたのは、「目標は具体的に描くことができればできるほど実現しやすくなる」。そこから「空手道部の目標知ってる?」という話をしました。

 京大空手道部の理念(存在する目的)は「心身を錬磨し、空手道の発展に寄与する」。自分自身を磨き高めていく、という事に関しては部員全員に異存はないと思います。で、部の目標は「全日制覇」。過去に全関団体や西日本大会で優勝した時や、全日ベスト8まで進出した時は、「次こそ全日制覇!」となって当然だったと思いますが、現状は残念ながら強豪私大からは差をつけられています。じゃあ、全日制覇という部の目標に対して、2017年チームはまずどこに目標を設定するのか。で、チームの目標が決まったらそれに対して「自分はどうするのか」という個人の目標。練習方法を考える前に、まず目標を決めて欲しい。

 目標が決まったら、次は戦略。どうやったら目標を実現できるかやり方を考えよう、というのが戦略です。この時にヒントになるのが、今残っている練習方法。例えば基本で引き手を引くとか、コンビネーション1~5も“目的を達成するために考えられた手段”です。「どういう考えで作られたか」「実際に使っていたか・役に立っていたか」が今では分からなくなっている部分もありますが、かつて全関西や西日本を取った時の「考え方」はヒントにはなるはず。

 目標・達成するための考え方ができたら、あとは実行。目標と戦略を立てて、春合宿で実行してほしい、と伝えました。

 で、長々と話した結果ぜんざいが冷めてしまいました。「話を短くまとまる」を今年の私の目標にしたいと思います(笑)

「望んでいること」「現状」「やり方」の3つが明確になると、不安は小さくなる。
 そして、「質問に答える」だけで「望んでいること」「現状」「やり方」の3つは明確にできます。
京都大学空手道部
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