ぎっしり詰まっている中身は何か?

 こんばんは、京大空手道部副監督の阿部洋太郎です。大阪市内の自宅でこの記事を書いています。さて、京大空手道部では毎年OB会誌を発行しており、指導部メンバーは毎年原稿を書いています。2年前に「今年は時間ないし、ちょっとだけでいいか」と思って2行くらいしか書かなかったら指導部で原稿を書いたのが德野監督と私だけで、「監督が1ページ/副監督が2行」という気まずい結果になったことがあり、昨年・今年と年末の締切りに向けて頑張って原稿を書きました。せっかく書いたので、昨年に引き続きブログにも転用します(^o^)

(以下原稿)

ぎっしり詰まっている中身は何か?

文責 副監督 阿部洋太郎

 今年の全日団体戦は60回の記念大会で土日開催だったため、仕事終わってから金曜夜に東京に行きました。新幹線の中で「忘れ物をなくす方法」が書かれたメルマガを読んで「へー!なるほど!」と感心していたのですが、新幹線から降りるときに車内にスーツケースを忘れてしまいました。自分の学習能力のなさにびっくりしました(笑)

 東京に着いてからドンキホーテで着替えを買い、試合当日のジャケットとネクタイは後輩に借り、スーツケースも試合が終わってから回収できて事なきを得たのですが、そのときに“あること”に気づきました。「そもそもスーツケース自体が要らなかった」。やたらと荷物を詰め込んでいましたが、東京で二泊三日ならスーツ着てスマホと財布だけ持って行けば大丈夫でした。

 後日、ある方から「スーツケースに詰まっているのは“不安”」という話を聞きました。「旅先で何かあるかも?」という不安が大きくなればなるほど、安心したいがために荷物は大きくなる。でもそうやって膨らんだ荷物は大抵“重り”にしかならない。本当に大事なのは正確な情報。旅先で手に入るモノ、あらかじめ準備しておく必要のあるモノ、なくても問題ないモノ。旅慣れていている人は“正確な情報”があるので小さな荷物で軽快に旅を楽しめる。行き帰りと馬鹿でかいスーツケースを引っ張っただけに終わった東京遠征を思い出して「あー、なるほど」と納得しました。

 で、「自分が普段指導していることは“馬鹿でかいスーツケース”になってなかったか?」と、この年末にふと思いました。「試合でこうなったときのためにコレがいる」「アレもいる」「この知識は知っておいた方がいい」「この技の使い方を覚えておくと、そのうち使えるかも」あれやこれやと詰め込んで“重り”になっただけだったケースもあったのではないかと反省しました。来年は「現役に任せておけば良いことは何か」「コーチに任せておけば良いことは何か」「自分が伝える必要があることは何か」を分別して、できるだけ“荷物”を軽くしたいと思います。

(原稿終わり)

何を書いたかよりも、何をやったか

 昨年の原稿では「成功の5原則を繰り返し伝える」と書いたのですが、オフ明け時には早くも書いた内容を忘れており、書いただけに終わりました。今年は書いて終わりではなく、しっかりと実行に移したいと思います。

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