2016.12.10 後期昇段審査 + 追いコン

京都大学空手道部

 こんばんは、京大空手道部副監督の阿部洋太郎です。大阪市内の自宅でこの記事を書いています。昨日は後期昇段審査と追いコンに行ってきました。全日本空手道選手権大会に佐賀代表として出場した主将の宮崎も審査の最後にギリギリ合流できました。団体戦に出場して佐賀は和歌山相手に1-3で敗北するも、その1勝を宮崎が上げたということで優秀の美を飾れたようです。

昇段審査と追いコンで4回生は引退

 4年間お疲れ様でした。また、指導部からは熊本・小野原・大津・青木の4名が卒業就職となりました。ありがとうございました。

次期幹部

主将 賀門
副将 宮崎秀、柘植(副務兼任)
女子主将 譚
主務 平尾
会計 浅野
会計補佐 山口
幹部 山本

現3回生がこれから部の運営をしてくれます。どんなチームになるか楽しみです!

正しいかどうかではなく、自分の中の100%を出しているか

 さて、追いコンの最後に指導部から一言ずつ話す機会が毎回あるのですが、今回は何の話をするか迷っていました。事前に候補として考えていたのは「組織の実行力」「空手道部の理念と戦略」「行動計画の立て方」「ポイントの取り方→PPAP」・・・とあったんですが、結局は事前に考えてなかった話を直感でしていました。

 それが「100%で接する」。金曜日に下村先生に相談しているときに「正しいかどうかは分からないけど、常に自分の中の100%で仲間には接します」と言っていただけたことがすごく心に残っていました。で、そのことをスピーチに選びました。

 正しいかどうかは誰にも分からないし、やってみたら明らかに間違ってたということも多々あります。でも、自分の中の100%で取り組めたかどうかは自分で分かります。自分の練習にしろ、後輩の指導にしろ、是非100%でやってみて欲しいと伝えました。

大学の空手が終わっても、チャンスは沢山ある

 話している途中で4回生に「伝えたいこと」が出てきて内容を追加しました。(アドリブでやろうとしてぐだぐだしてしまった点が反省点です(汗))

 今年は戦績だけみると「望んでいた結果」を得られませんでした。七大戦と全国公は優勝を逃し、強豪私大相手に金星を上げることもできませんでした。試合に出れず悔しい思いをした選手もいました。でも、「だからダメだった」ということではない、と私は思います。

 「あれをやっておけば良かった」「あの時もっと練習しておけば良かった」という後悔もあるかもしれません。でも4年間ずっとではなかったにしろ、自分の持っているもの100%を注ぎ込んで取り組んだ時間は必ずあったと思います。で、大学の空手が終わった後も、挑戦できることは沢山あります。空手道部での経験がいつかきっと「結果」につながるはずです。

 卒業してからも、空手道部での経験を自信の元にしていろんなことに挑戦して、是非「結果」も手に入れて欲しいです!

「望んでいること」「現状」「やり方」の3つが明確になると、不安は小さくなる。
 そして、「質問に答える」だけで「望んでいること」「現状」「やり方」の3つは明確にできます。
京都大学空手道部
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くすぶっている人に自信を提供する。

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