2016.11.16 水曜練

京都大学空手道部

 こんばんは、京大空手道部副監督の阿部洋太郎です。大阪市内の自宅でこの記事を書いています。昨日は空手道部の練習に行ってきました。指導は副将の西川で全日に向けて対人練習中心のメニューでした。最後の組み手では大事に行こうとしてワンテンポ仕掛けが遅くなりポイントが決まらなくなっている選手が何人かいました。ということでミーティングでは「完璧な技」について話しました。

完璧な技は無駄な力が入っていない

 寄せ方・タイミング・形・・・と完璧に決まるとどこにも力が入ってないために打った感覚はほとんどありません。逆に完璧でないときはどこかに無駄な力が入っていたり引っかかっていたりする。だから「何かずれている」という違和感がある場合は、力が入っている部分がないかを確認してみてくださいと伝えました。

 もう一つ伝えたのが「一本目の技」。格上相手で大事なのは一本目の技です。そこで相手の予想を超える技が出せればペースを握ることができ、「格下」であることが有利に働き始めます。だから一本目にどういう技を出すかを今からしっかりイメージを作って臨んでほしいと言いました。

 いよいよ今週の土日が日本武道館での全日本大会。持っているモノを全部出し切って、まずは一勝して欲しいです!

「望んでいること」「現状」「やり方」の3つが明確になると、不安は小さくなる。
 そして、「質問に答える」だけで「望んでいること」「現状」「やり方」の3つは明確にできます。
京都大学空手道部
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