2016.9.10 土曜練 

京都大学空手道部 道場 京都大学空手道部

 こんばんは、京大空手道部副監督の阿部洋太郎です。大阪市内の自宅でこの記事を書いています。昨日は空手道部の練習に行ってきました。先週日曜の試合明けでどうかなと思ってたんですが、主将 宮崎の指導の元、気合の入った練習をしていて頼もしかったです。メニューは対人練習多めで、間合いの取り方・入り方の練習が新たに入り、スパー・組み手まで。

 私も久々にスパー・組み手やりました。組み手は2回生の長友相手に3-0。左上段蹴りが入って辛うじて勝てました。家に帰って「後輩と組み手する時でも全力で勝ちに行く」と奥様に言ったら、「うわー、大人げない。それでも指導者?」と呆れられました。が、負けるのは嫌なので、これからも全力で勝ちに行こうと思います(笑)

ゴールが見えていると楽

 ミーティングではイメージトレーニングについて説明しました。目的やゴールが分からずに練習していると、苦しいし何をしていいかが分かりにくいです。それに対して、ゴールイメージをしっかり作ると練習意欲も効率も高まります。イチロー選手は小学生の時の作文ですでに「甲子園→プロ→メジャー」とイメージをしっかり出来た状態で練習していた、と伝えました。で、具体的にやることは3つあります。

 1つ目は、上手い選手の試合やビデオを見て、頭の中で映像を作る。普段やっているビデオチェックなどはこれに当たります。

 2つ目は「どうやったら勝てるか」をシミュレーションする。「足払いで相手の体勢を崩してステップインして突きを決める。相手が慣れてきたら足払いをフェイントにして・・・」と考える。

 3つ目は「妄想する」。実際にコートに立ってポイントを取って試合に勝った状況を想像し体感する。

 この3つをやると「ゴールイメージ」は明確になっていきます。で、やるときにポイントになるのが「やりやすい順番は人によって違う」こと。ビデオを見て、シミュレーションして、やっているところを想像するのがいい人もいれば、最初にやっている場面を想像してからビデオを見る方がしっかり入り込める人もいます。ということで「自分がやりやすい順番がどれか見つけてくる」という宿題を出しました。

今週の反省:話が長すぎる

 練習後にする話としては中身が多すぎて長くなりすぎました。次はもっと絞って伝えられるようにしようと思います。

「望んでいること」「現状」「やり方」の3つが明確になると、不安は小さくなる。
 そして、「質問に答える」だけで「望んでいること」「現状」「やり方」の3つは明確にできます。
京都大学空手道部
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