大西泰斗著 「ネイティブスピーカー」シリーズ

勉強

「英語の勉強って、なんでこんなに覚えることが多いん?」
「何で同じ意味の単語がこんなにあるん?1個でいいやん」
「受動態と能動態、両方いる?」
そんなこと思ったことはありませんか?

 私も高校生の時はそう思っていたんですが、最近になって大西泰斗さんの「ネイティブスピーカーの英語感覚」シリーズを読んで、「あー、そうやったんか!」という気づきがありました。それは、

同じ意味の単語はないし、受動態と能動態で意味は違う。

 受験勉強では「似たような意味の単語」をひとまとめで覚えるように教えられます。でも、実際には微妙に意味の違う数多くの言葉があって、そのことで多様な表現ができるようになっています。

 例えば吉本新喜劇の一場面・・・

「引っ込んでろ、ババア!」
「誰がババアやねん!」
「お前や」
「ババアちゃう!」
「ババア」
「ババアちゃう!」
「ババア」
「痛い目に合わせなあかんみたいやね」
「やってみろや」
(バチンッ)
「ワー!オイ!」・・・

 「ババア」と似たような意味の単語は、おばあちゃん、おばあさん、祖母、高齢の女性・・・と沢山ありますが、ここでピッタリくるのは「ババア」だけです。

 「誰がババアやねん!」も、
・誰のことをババアと言っているの
・ババア?私が?
・私はババアではありません
といろんな言い換え方はありますが、ニュアンスは変わります。

 同じように
I was hurt by him. (“私は”彼に傷つけられた)
He hurt me. (“彼が”私を傷つけた)
で意味は変わります。

(私は傷ついた!と言いたいのか、彼が悪い!と言いたいのか)

興味を持つと覚えられる

 同じ意味の単語を何個も覚えなければダメなのは苦痛ですよね。でも「言葉にはそれぞれ違った意味合いがある」と分かって、どんな違いか興味が湧くと単語は覚えやすくなります。私は「ネイティブスピーカー」シリーズを読んで、英語を勉強しようという気持ちが湧いてきました(^o^) 「へー、おもしろそう」と思った方は是非読んでみてください!

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