2016.8.31 水曜練

京都大学空手道部

 こんばんは、京大空手道部副監督の阿部洋太郎です。大阪市内の自宅でこの記事を書いています。一昨日は空手道部の練習に行ってきました。現役は先週の夏合宿からオフ明け。毎年オフ明けに後輩達が日焼けしてるのを見ると「海行って楽しんできたんやなー」と思って少し羨ましくなります(笑) 指導は副将の賀門で、対人練習多めのメニューでした。オフ明け直後でもしっかりした技を出している選手が何人もいて、頼もしかったです。今週末の全関オープンも期待できそうです!

今日の練習が”目標”につながっているか?

 さて、練習後のミーティングで、3つの質問をしてみました。
「今週末の全関西オープン戦で勝ち上がりたい人?」→ほぼ全員挙手。
「全国国公立大会で優勝したい人?」→全員挙手。
「全関オープンで勝ち上がる・全国公で優勝するために、今日の部内組み手やった人」→1/4くらい。

 「ただやっている」のと「目標のためにやっている」では成長度合いは大きく差が出ます。例えばオリンピックの100m決勝に出るような選手は年に数回しか全力疾走をしません。その数回に照準を合わせて日々の練習をしています。大事なのは「目標」と「今やっていること」を繋げられているかどうか。全日団体→全国公→全関団体→全関オープン→今日の部内組み手→対人練習→基本練習とつながっていると、突き技一本ごとの意味が変わってくる。まずは全関オープンに向けて、何をするのか意識してみてーと伝えました。

 オフ明け直後に聞く質問ではなかったかなーと後で反省しましたが、1/4は「オフ明け直後であっても目的意識持って練習できている」と考えるとすごいかもと思いました。シーズン始まると、当然目的意識も高まっていきます。明日の練習でもう一回聞いてみようと思います。

「望んでいること」「現状」「やり方」の3つが明確になると、不安は小さくなる。
 そして、「質問に答える」だけで「望んでいること」「現状」「やり方」の3つは明確にできます。
京都大学空手道部
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