2016.7.21 ヨクスル勉強会@マイクロワークスセミナールーム

 こんばんは、自信コーチの阿部洋太郎です。大阪市内の自宅でこの記事を書いています。昨日はヨクスル株式会社 高木正和さん主催の「ヨクスル勉強会」に久々に行ってきました。ゲスト講師は社会保険労務士の福田知浩さんで、テーマは「会社のお金の流れ」。今回も多くの気付きがありました(#^.^#)

お金の流れをオープンにする

 社員が一生働きたくなるポイントは以下の3つです。
・責任のある仕事を任されている。
・経営者の理念が浸透している。
・コミュニケーションが取れている。

逆に離職する理由は①お金、②人間関係。

 「会社のお金の流れ」をきちんと伝えられていると「①お金の不満」は減ります。なおかつ、自分の仕事がどのように「会社のお金の流れ」に生きているのかが分かり、経営者の目指す姿が見え、触れにくい「お金の話」がオープンになることでコミュニケーションが良くなると「働き甲斐のある会社」に更に近づきます。

 ここで大事なのが「お金の流れ」。会社のお金っていうと何か難しそうですが、ポイントを押さえておくと簡単です。それが一番上の図。

 例えば、売上100で変動費20%だと粗利は80になります。そして粗利80から人件費・その他の固形費が引かれ、残りが利益になる。おおざっぱに言うとそれだけです。

 会社は「利益」が増えるとうれしい。社員は「人件費」が増えるとうれしい。で、「人件費を削って利益を出す/人件費を増やして利益を減らす」だと、会社と社員が対立する。じゃあどうしたらいいかというと、「利益」と「人件費」の元となる「粗利」を増やす。そうすると、社員の給料を増やしながら利益を増やせます。上の図を書くと、現状がどうなっていて、会社と社員にいくらお金が流れているのかが一目で分かります。

 さて、商品を5%値下げすると売上100→95で粗利は80→76になります。固形費が変わらなければ利益は10→6。5%減ではなく、40%減(!)になります。このように値下げは利益減に直結するのですが、評価基準が「売上」だと営業は値下げしてでも売ろうとします。何がお給料に繋がるのか、社員が理解しているのといないのとでは大きく差が出ますし、「評価基準」も大事になります。

・「会社のお金の流れ」が周知されている。
・それぞれの枠割が、どういう役割を果たしているか明確になっている。
・適切な評価基準がある。
の3点が揃うと、会社と社員が同じ方向を向いて仕事ができます。

Fコストがカギになる

 値上げすると売上が落ちる、値下げすると粗利が落ちる、変動費を削ると品質が落ちる、人件費を削ると社員のやる気が落ちる、固形費を削ると環境が悪化する、コストをかけると利益が落ちる、・・・というように、各項目は連動します。

 そんな中で、下げると良いことだけ起きるのが「Fコスト(失敗コスト)」。不良品率が低下すると変動費・固形費は低下し、品質が上がることで売上アップ・粗利率アップに繋がります。例えば、変動費が1%低下すると粗利は80→81になり、固形費が変わらなければ利益は10→11と10%増加します。

 製造前・製造中・製造後。クレームの原因はほとんどが製造前の“設計”にあります。レシピが悪いと、シェフの腕前がよくてもおいしい料理にはならなりません。

欲しい結果から逆算していく

 最後に「逆算」の話がありました。例えば、従業員を一人増やすと「人件費」が増えます。そのままだと利益が減ってしまう。じゃあ、人件費が増えて利益も増やすには「売上」をいくら増やす必要があるか?というのは計算で予測できます。そして、雇うことでそれだけの売上増が期待できるかどうかが「判断基準」になります。

 お金の流れを見ていく。今後の仕事に活かしたいです。

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