【勉強の効率を上げる方法3】計画の作り方

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 3つ目の方法は「計画の作り方」です。(最初の記事はコチラです)

 私は学生の時よく計画を作っていました。定期試験に向けてのスケジュールはほぼ毎回作っていましたし、高校受験・大学受験の時も当然作りました。で、3日坊主で終わってました。計画を作る、やり始めると計画通りに進まない、計画を作り直す、また計画倒れになる、・・・としているうちに試験が来て、「まあ仕方がない」となってました。だから「自分は計画が苦手だ」と思い込んでいました。社会人になってからも苦手意識があり「どうやったらいい計画を立てられるか」について書籍やセミナーで学び続けました。その結果、重要なことに気付きました。それは、「物事は計画通りには進まない」

計画に修正はつきもの

 やってみて初めて分かることは沢山あります。必要なモノ、かかる時間、得られる結果、・・・。特に新しいことをする場合には、やる前に持っている情報では全然足りません。だから予測(計画)と現実は大抵ずれます。じゃあ計画を立てるのが無意味かというとそんなことはありません。方向性と見通しを立てて行動しないと目標に辿り着くことは難しいです。

 そして実は学生時代の私は「ポイントはきちんと押さえられていた」ことに気付きました。計画を立てるときのポイントは次の7点です。

・目標を具体的に決める
・成功イメージを持つ
・見通しを立てる
・第一歩目を決める
・行動する
・結果をフィードバックする
・計画を修正する

 受験に関しては上記のポイントを押さえて計画と実行を繰り返していた、だから京大に合格できた、と分かりました。大事なのは「計画通りに進まない」となった時に現実に合わせて計画を修正すること。計画通りに行かないからといって、計画に現実を合わせようとしても無理が出ます。例えば「毎日2時間勉強する」という計画を立てて実行できなかったとき、気合いと根性で勉強時間を2時間に延ばしても長続きはしません。それよりも「毎日2時間勉強するという計画に無理があった」と解釈して、「じゃあどうするか?」対策を考えた方が本質的な答えが見つかります。例えば、少しずつ勉強時間を伸ばす、集中して朝晩30分やる、試験予定をずらす、・・・。

一番簡易的な”計画作成法”

 最後に簡単で効果的な計画の立て方をご紹介します。やることは簡単で、以下の3つの質問に答えるだけ。

(1) 目標は何ですか?いつまでに、どこで、誰と実現したいですか?
(2) 目標達成したことを想像してください。何が見えますか?何が聞こえますか?どんな感じがしますか?
(3) 今日・明日に出来る、最初の一歩は何ですか?

 3つを書き出したら実行に移し、最初の一歩ができたら二歩目を決める・最初の一歩ができなかったら「どうしたらいいか?」を考える。

 「目標→一歩目→実行→修正」だけだと計画という感じがしないかもしれませんが、毎日やると一歩ずつでも目標に近づいていきます。で、この方法が実は一番無駄がなかったりします。「計画、どうやって作ったらいいか分からない」という方は試してみてください。

続きはコチラ。
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4.問題を解いてから公式を覚える

「望んでいること」「現状」「やり方」の3つが明確になると、不安は小さくなる。
 そして、「質問に答える」だけで「望んでいること」「現状」「やり方」の3つは明確にできます。
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