2016.5.25 水曜練

京都大学空手道部 道場

 おはようございます、京大空手道部副監督の阿部洋太郎です。大阪市内の自宅でこの記事を書いています。今週水曜日も空手道部の練習に行ってきました。新入生は男子6名、女子5名の計11名。新歓期間は水曜で終了とのことでした。指導は副将の賀門で、西日本大会に向けて対人練習が多めのメニューでした。先週土曜にいい技が出ていて選手同士互いに牽制しあっていたためか、組み手は全体に低調でした。練習後のミーティングでは、「使える技をただ順番に出すのではなく試合の中での流れを作るといいよ」とアドバイスしました。例えば、1本目の突きでポイントを取れなかったときは、次はその突きをフェイントにしたコンビネーションで攻める。中段逆突きで取れないときは、間合いを詰めるために中逆を使って、接近したところから勝負をかける。自分がよく陥る状況に対して1個でもパターンがあるとだいぶ楽になります。Bプラン、準備してますか?

1回目よりも2回目の方が簡単になる

 で、帰りの電車でもう一つ気付いたことがありました。それは「1本で決めようとしすぎている」。毎回毎回1本で決めようとすると、相手も守りに入るので意外と決まりにくくなります。また、思い切って攻めるのは勇気が要ります。攻めるときはリスクを追うので、何本も全力で攻めると余裕もなくなってきます。それに対して「1本で決まらなくてもいい」と2本目の準備が出来ていれば、少し余裕が出来ます。そうすると”1本目に対する相手の対応”も情報として入りやすくなります。1本目で相手の出方の見当を付けられると、2本目は1本目よりも簡単になります。

 「1本目から全部決めようとすると、余裕がなくなる。そうすると相手の情報を取れなくなり、ポイントも取り辛くなる」。いい技を持っていても、ただ出すだけだとなかなか決まりません。相手の動きを見て、それに合わせて技を選択する。そのためには「試合時間2分間で1ポイントでも多く取っていれば勝てる」という心の余裕が結構大切かもしれません。土曜日に伝えようと思います。

自分も1本目で決めようとし過ぎている

 指導する内容は毎回ブーメランのように自分にも戻ってきます。「偉そうに教えてるけど、出来てるの?」とさ刺さってから自分のやっていたことを振り返ると「自分も1本目で決めようとしすぎていた」。1本目やってみて、結果をフィードバックして次に生かす。その繰り返しですね。まだまだ勉強です。

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