「化学者は料理が上手い」説について

 こんばんは、自信コーチの阿部洋太郎です。大阪市内の自宅でこの記事を書いています。今年4月から奥様が働き始め、私が料理をする機会が増えました。といっても作れる料理は鍋とカレーくらい。そして暖かくなってくると「鍋」は出せなくなる。それじゃあマズイということでレパートリーを増やそうと思いました。あなたは料理するの得意ですか?

「化学者は料理が上手い」説は正しいか?

 さて、私は高校まで「数学」「理科」が得意でした。大学は工学部に進学し、紆余曲折があって有機化学の研究室に進み、塗料メーカーに就職しました。で、会社で最初に上司になったUさんから「化学者は料理が上手い」と教えてもらいました。樹脂合成などの実験操作は、材料の計量・温度や攪拌などプロセスの管理・経過観察とコントロール・結果の評価とフィードバックという作業の繰り返しであり、それはそのまま料理にも通じる。「だから化学者は料理が上手い」と言われてすごく納得しました。当然、私も料理が上手くなるに違いないと思っていました。

 これまで料理はあまり作らなかったのですが、ここにきて料理をする機会が増えたので、「いよいよ化学者としての実力を発揮するときがきた!」とふつふつと闘志が湧いてきました。で、先週木曜日は時間に余裕があったのでレパートリーを増やすために新メニューに挑戦しました。卵が残ってたのでベーシックに卵チャーハン。冷蔵庫にあった豚肉で焼き肉風の炒め物。そして居酒屋に行った時は必ず頼む自分の好物のアボガドサラダ。
 
卵チャーハン

 卵チャーハンはクックパッドを見て作りました。・・・が、卵焼きの混ざったご飯になりました。レシピをチラ見して、後は感覚で作ったのがまずかったかもしれません。

アボガドサラダ

 アボガドサラダは居酒屋に行ったときは大抵頼みます。・・・今回は、イメージを再現できませんでした。「レタスとアボガドを切って混ぜたらアボガドサラダになる」という想定に瑕疵があったようです。

豚肉炒めは無事に出来ました。

論理的な矛盾はどこから生じたのか?

 「化学者は料理が上手い」説は妥当性が高いと判断できます。それなのに化学者である自分の料理の腕前がいまいちなのは何故か?と疑問に思っていたんですが、先週木曜日に気がつきました。それは「私は料理に向いていない」「そして化学者にも向いていなかった」

 会社で働いている時に、周りの人と考え方や行動傾向がなんか違うとは思ってたんです。ざっくり感の度合いが段違いに違う。「大まかに目途をつけてザクザク進める」というのは強みにはなってます。ただ、「レシピ通りに作る」ことには適性がなかった。化学の道に進んで十数年目にして気がつきました(笑)

やってみて初めて分かることは多い

 5教科で得意だったのは「数学」と「理科」特に物理化学。で、何の疑問も持たずにメーカーの開発職に就職しましたが、何が適性かってペーパーテストではわからないですね。いろいろ経験して、「あれ?向いてる?」みたいな感じです。

 で、大事なのは「先入観を持たずにいろいろやってみる。そして、やってみた結果わかったことを次に生かす」ことだと思いました。やってみるまで分からないことって沢山あります。だからやる前からあれこれ悩んでいても仕方がない。やってダメだったら、それを次に生かせばいい。

 晩御飯の新メニューは「大まかに目途をつけてザクザク進め」ても大丈夫な料理を探して、カレー、お鍋に続くレパートリーを増やそうと思います。

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