「頑張って勉強したら合格できる」は科学的ではない。

wordpress 初心者 集中力講座 トレーナー 阿部洋太郎 勉強

 こんばんは、自信コーチの阿部洋太郎です。大阪市内の自宅で過去の記事を修正しています。今日は2016年2月16日の記事「五教科 理科編②」。「科学的」っていう響きは好きですか?

科学的な考え方

 科学は「現実」が答えです。昨日まで正しかった理論が、今日になって間違っていたことが分かる、ということもあり得ます。「そんな不確かなことが役に立つの?」と思われるかもしれませんが、「今の現実」でそんなに不具合が出ていないので、まあ役には立っています。

 そして、「科学的な考え方」は他のことにも役に立ちます。その中のひとつが「反証可能性」。反論しようがないことは「科学的に正しくない」という考え方です。

例えば「頑張って勉強したら合格できる」。

合格した場合は「頑張ったねー」、不合格の場合は「頑張りが足りなかったねー」。励ましや気休めにはなりますが、役には立ちません。

「TOEICテストで600点から800点に上げるには平均700時間の勉強が必要」という様に根拠のある数字があれば、勉強計画に活かせます。(「どうやったら700時間確保できるか」という方法論に移れます)

「努力し続ければ成功できる」
「奥様に尽くして満足させると男の子が生まれる」
「良い商品は売れる」
「信じる者は救われる」
・・・

悪くはないですが、自分なら根拠のない話に人生をかけようとは思いません。「根拠があるか」「反証可能性はあるか」「再現性はあるか」。「科学的な考え方」が出来ると情報を見分ける能力が身に付きます。

「望んでいること」「現状」「やり方」の3つが明確になると、不安は小さくなる。
 そして、「質問に答える」だけで「望んでいること」「現状」「やり方」の3つは明確にできます。
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