有川浩著 「図書館革命」

図書館戦争シリーズ 図書館革命 感想

 「図書館戦争シリーズ」本編4冊目の「図書館革命」を読み終えました。あなたは読んだことありますか?

武装した図書館と検閲機関がドンパチやる

 このシリーズの舞台は「検閲が合法化した世界」。国の検閲組織「良化特務機関」に対して、「図書館法」を拠り所に図書館が武装し表現の自由を守るために戦う、という内容です。いろいろ考えさせられる内容も含まれていつつ、物語の面白さで一気に読んでしまいます。4冊目も一気読みしてしまいました。

具体的な一つの出来事を一般化する

 さて、4巻では検閲推進派が「原発テロ」が起こったことを利用して一気に権限を強化しようとします。特殊な一例で先例を作り、その後に一般化する。小説の中の出来事なら全体が見えて理解できますが、実際の世の中でやられたら知らない間に上手く丸め込まれそうだなと感じました。物事を見る目を養いたいと思います。

お時間とご興味のある方は是非読んでみてください。

「望んでいること」「現状」「やり方」の3つが明確になると、不安は小さくなる。
 そして、「質問に答える」だけで「望んでいること」「現状」「やり方」の3つは明確にできます。
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