こんばんは、阿部洋太郎です。空手の大会帰りの阪急電車の中でこの記事を書いています。さて、同じ内容の練習をしていても選手によって伸び方は変わってきます。単純に「器用」「不器用」ではなく、ある練習ではすぐ出来るようになる選手が別の一見簡単に見える動きが出来なかったりすることがあり、ずっと不思議に思っていました。
あなたにもそんな経験はありませんか?
先日この本に出会って、長年の疑問が解けました。
4スタンス理論
人間は普通に立つ時の重心の位置で、「かかと」か「つま先」か、「内側」か「外側」かの4通りの組み合わせに分類できる、というのが4スタンス理論です。重心の位置によって、
上昇タイプ:伸び上がる動きのときに始動しやすい。
下降タイプ:沈み込む動きのときに指導しやすい。
クロスタイプ:右手左足・左手右足を一緒に出すのが動きやすい。
パラレルタイプ:右手右足・左手左足を一緒に出すのが動きやすい。
というように『動きやすい体の使い方』も4通りに分かれます。
不器用だからではなく、自分に合ってなかっただけ
指導者が「動きやすい」と思う動きが、選手にとっては「動きにくい」。それを「不器用」で片づけていた可能性があると気付き衝撃を受けました。もっと早く知りたかったです。「人間は一人一人全員違う」ということを改めて胸に刻みたいと思います。
本はコチラです。
「○○のやり方が分からない」「こんなときどうしたらいい?」といった疑問やご質問のある方は、どんな些細なことでもかまいませんので是非教えてください。(コメント欄かコンタクトフォームに記入して下さると助かります)
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