佐藤賢一著 「女信長」

 「私が正しい。だから私は勝つ」何回も読んでる本ですが、今回は序章でグサッと刺さりました。

「天下を取ることの何が難しい。誰であれ、要は心がけの如何だというのだ」

「民人が望んでいるのは太平の世だ」
「それなのに戦国大名は戦を楽しんでいる。男は戦うのが好きだ。だから戦乱を終わらせることができない」
「私は太平の世を作るために戦う。そのために必要なやり方を考える。そう思って行動しているのは女である私だけだ。だから戦えば勝つし戦乱を終わらせることができる」

そのための方法は「長槍」「鉄砲」、南蛮流の「常備軍」「集団戦」「能力主義」「構城野戦」、「金」「見せしめ」「色仕掛け」・・・

 もちろん「新しいこと」は周りからなかなか受け入れられず、「女であること」も諸刃の剣となります。それでも最後には「望んでいたモノ」を手に入れる・・・

 今回も途中で止められず寝不足になりました。

民意にあった目的があり、そのために手段を考え、実行していく。

 そうすれば結果はついてくる。

・・・自分の仕事にも適用したいと思います。

「望んでいること」「現状」「やり方」の3つが明確になると、不安は小さくなる。
 そして、「質問に答える」だけで「望んでいること」「現状」「やり方」の3つは明確にできます。
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